片付け・断捨離

少ないものでスッキリ暮らすこと

こんにちは、sakuraです。

 

sakura
sakura
今日は家の片付け・断捨離について書きたいと思います。


(我が家の小さなリビングはソファーとダイニングテーブルがメイン)

sakura
sakura
皆さんは片付けや、ものを手放すことは得意ですか?苦手ですか?

 

ものが片付けられない方や、ご家族のものが多くて片付かないんだよね・・・とお困りの方も多いかもしれませんね。

 

かくいう私も、片付けはずっと頭を悩ませてきた人生の課題の一つ、そのため10年くらい前に片付けについて学び、資格も取得しました。

 

子どもの頃からスッキリとした家に憧れがあり、決して昔から片付けやものを手放すことが得意だったわけではないのですが、今ではものも比較的少ない方で、部屋もスッキリとしてきたかなと思います。

 

なるべく今のライフスタイルに不必要なものは手放し、家の中に良いエネルギーが循環するよう、ものを減らし小綺麗にするよう意識しています。

 

私がスッキリ片付いた部屋に憧れるようになったきっかけは

私がスッキリ片付いた部屋に憧れるようになったのは、幼少期の実家の住環境がきっかけです。

 

私の両親は共働きで、母親は朝早くから仕事へ行き、帰ってくるのも遅く、一息つく間もなく夕飯作り、食べ終えたかと思うと夜中まで持ち帰った仕事の続きの書類作成をし、また早朝に仕事に行く、という毎日。

 

とても働き者な母でした。

 

昔の時代なので、今ほどものを捨てましょうという風潮もない頃でしたし、母もなかなか片付けに費やす時間もなく、家の中は常にものがいっぱいで散らかっていました。

 

よく遊びに行っていた近所の幼馴染の子の家庭は、お母さんは専業主婦でいつも家にいて、家の中は片付いてスッキリとしているし、時々おやつも手作りして振る舞ってくれたり、子どもながらに

 

sakura
sakura
「きれいなお家いいな〜、お母さんいつもいていいな〜、羨ましいな〜」

と思っていました。

 

大人になった今となれば、一生懸命働いて私達子どもを養ってくれた両親に感謝しかなく、心からありがとうと思っていますが、

 

子どもの頃の私には目の前のきれいなお家は憧れでしかなく、その憧れの気持ちは今でも消えることなく、自分が大人になったらスッキリとした家に住みたい!と思っていました。

 

ところが、実際に結婚して自分が家庭をもった時、そう簡単に思い描いたようなスッキリとした家にはならないんですよね。

 

結婚して住み始めたのは実家よりも小さく収納も少ない狭いマンション。物理的にもものを納めるスペースがあまりありません。

 

さらに、子どもが生まれれば子どものおもちゃや成長とともに増える服、小学校に入学すれば学校から持ち帰るプリント類や子どもの作品、増えていく写真・・・

 

育児にも家事にも追われ、なかなかスッキリ片付いた家とは程遠い状態。

 

油断するとすぐにもので溢れかえってしまうんですよね。

 

子どもだけが原因じゃなく、私自身もいろんなことに興味を持っては趣味を増やし、そのたびにものもどんどん増えていきました。

 

ものを増やすことより減らすことのほうがエネルギーがいる

 

ものって、何もしなければ増えていく一方・・・

 

今ではプチプラでも可愛いものや便利なものがいっぱいあるので、つい勢いでやストレス発散で買い物してしまうこともありますが、

 

家の中に一度迎え入れたものは、なかなか簡単に捨てることが出来ません。捨てることの方がエネルギーがいります。

 

特に、捨て方が分からないものや高かったもの、思い出の物など、今の生活には必要ないと思っても、なかなか手放せないことありますよね。

 

私も、捨てる時は今でも迷うし心が痛みます。

 

でも、その心の痛みを何度も繰り返しながら断捨離していき、次第にスッキリした空間で暮らすようになると、

 

その居心地の良さから、今度は家の中に必要ないものを持ち込みたくないって気持ちの方が大きくなるんですね。

 

50代、いらないものを手放して少ないものでスッキリ暮らすメリット

 

特に50代は、ものを少しずつでも手放していくことをオススメします。(あくまで私個人の意見です)

 

私も、50歳という年齢を目の前にし、40代の頃はそこまで思わなかったのですが、

 

人生の折り返しというより、もう後半にさしかかったんだなぁと感じることが増えました。

 

歳を取ってから大量のものを処分するにはパワーがいります。

 

今から少しずつでも必要ないものは手放していって、物心ともに身軽になっていく方が、私は心地いいなと感じています。

 

地震などの災害時も、ものが多いとそれだけ危険が増します。我が家は食器棚と冷蔵庫以外は背の高い家具は置かないようにしています。

 

もう少し先(だと思いたい)ですが、自分が亡くなった時も、遺品整理で残された家族に負担もかけたくないなとも思います。

 

見られて恥ずかしいものも自分の手で抹消しておきたい^^;

 

そういう私も、ほんの数年前までは、ものを取り入れることで自分がちょっと素敵な人に見える気がしたり、

 

ちょっと贅沢な気持ちになる気がしたりと、欲や感情の赴くままに多くのものを集めてきました。

 

ですが、今は昔ほど物欲もなくなり、ものより旅行に行ったり美味しいもの食べたり、思い出を増やすことの方がやりたいと思うようになりました。

 

特にここ数年で沢山ものを手放しました。

・40代の頃に集めた、自分をワンランク格上げしてくれるちょっと値の張ったお洋服や靴、アクセサリー、バック
・知識を身につけたいと学んだ資格取得や資料の数々
・お弁当箱や水筒、ボールなどもう使わない子どもグッズ
・昔の趣味のグッズ
・必要以上に持ちすぎていた食器
・期限切れのパンフレットや家電の取扱説明書など

 

ゴミとして捨てるだけでなく、メルカリで売ったり、リサイクルショップに持っていったり、着なくなった服を無料で引き取ってくれるショップに持ち込んだりし、それぞれのものをそれぞれの次の行き場に持っていって手放していきました。

 

今ではものも減り、子ども達も成人して家にいる時間が少なくなったのもあり、ほぼ家が散らかることがありません。

 

仮に部屋が乱雑になってきても30分もあればリセット出来るように。

 

家事も掃除も楽チン、好きなものだけに囲まれる暮らしは一度味わうと、もうものを増やしたくないと思います。

 

私にとって断捨離は心の整理、心の在り方を整える禅のような感覚です。部屋は自分の心の状態を表していると感じます。

 

家族の持ち物はどうしてる?家族の持ち物は干渉しない

 

とは言え、家族がいると、家族のものって勝手に捨てること出来ないし、増えていきますよね。

 

我が家も主人は趣味のもの、最近では洋服に興味があるようで毎月のように新たに服を購入しているようです。

 

買っても一度も袖を通さないままの服があるにも関わらず、新しい服を買っている主人を見ると、ひとこと言いたくなる気持ちもあるんですが、

 

洋服を買うことが今の主人にとってストレス発散なんだと思うので、見て見ぬふりをしています。

 

私も過去は服ばかり買っていた時もあったので(しかも一度に何着も)主人の気持ちもよ〜〜〜く分かる・・・

 

なので、今は収納スペースがないわけでもないため、主人の収納スペースものに関しては何も言わず、

 

時々収まりきらなくなってきた時に収納スペースを増やしたりきれいに畳んで収納し直したります。たまには「これ、まだ着る?」と声を掛けることもありますが

 

息子はリビングにものを置きっぱなしにすることがあるので、その時はその都度自分の部屋に持っていくように促します。

 

息子が持っていかなければ結局私が持っていくこともあります。

 

人が暮らすからこそものも増えるし散らかるのは本来、当たり前のこと

 

ですので、部屋が散らかることにストレスに感じるのではなく、どうすればみんなが心地よく暮らしやすくなるかに意識を向けながら、家を愛着の湧く場にしていけるといいなと思います。

 

家も、家にあるものも、家族の成長とともに呼吸し形を変え続けるものだと思っています。

 

今ではちょっぴり捨て変態になっている私ですが、家族もそんな私に文句も言わず見てみぬふりをしてくれています。お互い様ですね(笑)

 

我が家のモノ事情、何か少しでもお役に立てたら嬉しいです♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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